垂れ幕と横断幕どう違う?特徴が分かればより効果的に使える!

街を歩いているとよく目にする、ショッピングモールや校舎の外壁・お店の入り口に看板のかわりとしても掲げられている垂れ幕(懸垂幕)や、商店街・イベント会場などに掲げられている横断幕。どちらもショップ・学校・イベントなどの広報活動に欠かせないツールです。

それでは「垂れ幕」と「横断幕」は一体何が違うのでしょうか?

実は答えは簡単で、縦長か横長かというだけの違いなのです。

しかし、この2つのアイテム、深掘りしていくと特徴が微妙に異なるということが次第に明らかになってきました。この記事では、垂れ幕と横断幕の違いや特徴、そして最適な使用・設置方法、オーダーメイドで作成する際のポイントなどについてたっぷりと解説していきます。

垂れ幕の特徴とは?

高校の校舎に掲げられている、生徒のスポーツ大会出場を祝う垂れ幕・懸垂幕の画像

垂れ幕とは、布やビニールなどの素材に文字や絵柄を印刷し、縦長に吊り下げて使用する広報ツールです。比較的安価で設置場所の自由度が高いことがメリットです。学校で学生達の大会出場を祝う際や、商業施設で商品やイベントの宣伝告知、店舗の看板として使用されることもあります。縦に長く面積の広い垂れ幕を高所から吊り下げれば、遠くからも視認されやすくとても目立つので、宣伝効果もより高くなります。また、垂れ幕の他にも「懸垂幕」や「縦幕」など様々な呼称があります。

横断幕の特徴とは?

パーティー会場に掲げられている横断幕の画像

横断幕は、布やビニールなどの素材に文字や絵柄を印刷し、横に張って使用する広報ツールです。橋や歩道橋に掲示して交通安全や注意喚起を促したり、スポーツ大会・ライブコンサートなどのイベントで競技場・イベント会場内の横長フェンスに設置したり、複数の人が一緒に持って選手やアーティストを応援する際に使用されることが多いアイテムです。スポーツ・コンサートで応援用に使った横断幕は、複数人で手に持って記念撮影用としても活用することができます。他にもデモ行進で政治的主張を記載した横断幕を掲げながら歩いたり、お誕生日・結婚・成人・還暦などを祝う会で掲げられたりと、様々なシーンで活用されています。

垂れ幕と横断幕に使用されることが多い生地

横断幕の生地をアップにした画像

垂れ幕と横断幕は、ある一定の期間、屋外に設置されることも多いため、使用される生地には雨や風に強いタイプが好まれる傾向にあります。その中でも特に需要が高いのは、以下の4つの生地になります。

2類ターポリン

耐水性に優れた厚手のビニール生地です。耐久性も抜群なので、屋外設置にとても向いています。光を透過する素材で、裏面のデザインが透けるため、片面のみ印刷して使用されることが多い生地です。

遮光ターポリン

耐水性抜群の中層に遮光材を挟み込んだビニール生地です。印刷の裏抜けも一切ないので、両面印刷をした垂れ幕や横断幕を作りたいという方にオススメです。

メッシュターポリン

ターポリンによる生地全体に、風抜けの良い小さな穴が無数に開いています。高所や海の近くといった強風が吹く環境においても、風の抵抗を受けにくいため、安定した垂れ幕や横断幕の設置が可能です。

テトロントロマット

やや厚手だがターポリンよりも軽いポリエステル素材の生地です。垂れ幕や横断幕に印刷するオリジナルデザインも発色良く綺麗に仕上がります。運び用にも最適です。

上記4種類の生地についての詳細は、動画と一緒に以下のサイトで詳しくご紹介しています。


生地について

https://www.xn--qckubzc3d2d5271b.com/guide/kiji/

垂れ幕・横断幕作成のポイント

横断幕の生地をアップにした画像

オリジナルの垂れ幕や横断幕をオーダーメイドで作成する際には、いくつかのポイントを押さえることで、より効果的な広報や応援ツールとして重宝する、オリジナルアイテムに仕上げることができます。

デザイン

垂れ幕や横断幕にプリントするオリジナルデザインを作成する際は、目的やターゲット層に合わせるように心掛けましょう。細かくて複雑なデザインよりも、シンプルで見やすいデザインの方が、遠くからでも情報を伝えやすいためより効果的です。色使いやフォントにもこだわり、印象に残るデザインに仕上げるように心掛けましょう。

サイズ

設置場所に合わせて適切なサイズを選びましょう。小さすぎると目立たず、大きすぎると設置が困難になる場合があります。設置場所の寸法を正確に測定して通行人の視界なども考慮したうえで、最適なサイズを選ぶようにしましょう。

素材

オリジナルの垂れ幕や横断幕に使用する素材は、設置環境や予算に合わせて選ぶようにしましょう。屋外で使用する場合は、耐水性や耐候性に優れた素材がおすすめです。屋内で使用する場合は、軽量で扱いやすい素材が適しています。代表的な素材には、ターポリンやトロマットなどがあります。それぞれの素材の特徴を理解して、目的に合った素材を選ぶことで、より一層使い勝手の良い垂れ幕・横断幕を製作することができます。

上記のポイントをはじめ、垂れ幕・横断幕作成に役立つ情報を以下のサイトにまとめております。オリジナルの垂れ幕や横断幕を製作する際には、是非、参考にしていただければと思います。


オリジナルの垂れ幕・懸垂幕作成について

https://www.xn--qckubzc3d2d5271b.com/product/curtain_taremaku/

オリジナルの横断幕作成について

https://www.xn--qckubzc3d2d5271b.com/product/curtain_oudan/

垂れ幕・横断幕の設置方法についての注意点

掲揚用の記事に設置された垂れ幕・懸垂幕の画像

人や自動車が頻繁に通行する場所に設置するケースも多い、垂れ幕や横断幕は、安全面についてもしっかりと配慮して製作する必要があります。安全にオリジナルの垂れ幕・横断幕を使用するには、以下の点に注意を払って製作しましょう。

設置の許可

公共の場所に設置する場合は、事前に設置許可が必要な場合があります。管理者などにしっかりと確認を取り、適切な手続きを行いましょう。

強風対策

強風時は垂れ幕や横断幕が破損・飛散する危険があります。最初に設置する段階でしっかりと固定しておくことはもちろんですが、台風などによって極端な強風が発生する危険性が、事前に分かっている場合には、極力早い段階で一時的に撤去するなどの対策を取りましょう。

周囲の景観への配慮

垂れ幕や横断幕にプリントするオリジナルデザインを作成する際には、周囲の景観を損なわないように配慮することもとても大切です。周囲の景観を損なった、見る人が不快に感じるような内容・デザインの垂れ幕や横断幕は、多くの人々に広く情報を伝えるどころか、逆にネガティブな印象を植え付けてしまいます。

まとめ

垂れ幕・横断幕を広報ツールとして有効活用するためには、本ページでご紹介した、それぞれの特徴をしっかりと理解したうえで、使用シーンに合わせて適切に使い分けることをオススメします。垂れ幕・横断幕を目的に沿って上手に活用すれば、集客UPやイベントの成功に繋がる効果的な宣伝活動を行うことができるはずです。

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