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安全旗

安全旗?衛生旗?その違いとその他の十字マークの旗について

2017/05/29

安全旗とは

ひと言で『旗』と言っても様々な用途に使用される、様々なタイプの旗が存在します。

その中のひとつで、誰でも一度くらいは目にしたことがあるであろう『安全旗』というものがあります。

さて、ここで問題です。

デザインは、緑地に白十字、はたまたその反対の白地に緑十字のどちらでしょう?

と聞かれたところで、即答できる人は意外に少ないのではないでしょうか。

何を隠そう、これを書いている私自身がどちらが正解なのか、よく分かっていないのですから(笑)

ということで今回はそんな安全旗をはじめとする、様々な十字マークの旗について少し調べてみましたのでご紹介いたします。

安全旗と労働衛生旗の違い

安全旗と労働衛生旗

まず、答えから言ってしまいますが、安全旗は白地に緑十字のデザインが正解で、その反対の緑地に白十字のものは労働衛生旗と言います。

ただし、これは中央労働災害防止協会が安全衛生用品として定めているもので、日本工業規格では、白地に緑十字は安全指導標識緑地に白十字は衛生指導標識と定めています。

その名の通り、工事現場や工場などで作業を安全に行いましょう!という意味を込めて掲げられるのが安全旗で、仕事現場を常に綺麗にして衛生的にしましょう!と掲げるのが労働衛生旗ということかと思います。

また、中央労働災害防止協会と日本工業規格で同じデザインの旗に対して定めている名称が違う件ですが、前者は特別民間法人で、後者は日本の国家標準の一つであるということから、日本工業規格で定めている安全指導標識と衛生指導標識の認識のほうが一般的でなくてはならないのだと私個人としては思いますが、やはり『安全旗』という名称が現在のところはまだ、マジョリティであるようです。

安全旗に名入れ

名入れ

シンプルな十字マークだけをそのまま工事現場や工場に設置する場合もありますが、一方でそういった旗に企業名などを名入れするケースも多くあります。

その場合、一般的には中央に描かれた十字マークの下側、誰が見てもわかりやすいフォントで名入れされることがほとんどで、この場合は奇抜なデザインやフォントは選ばれません。

さらにほとんどの場合、企業のオリジナルロゴマークなども描かれることはありません。

その他の十字マークの旗

赤十字

十字マークの旗として最も有名なものと言えばやはり『赤十字』でしょう。

これは紛争地域などで活動する救護施設やその人員などを攻撃から守るためのマークであり、これらを攻撃することは国際法できつく禁止されています。

また、この赤十字マークの旗を掲げて戦地などで救護活動を行う人道支援団体を、赤十字社と言います。

これは世界各国にあり、もちろん日本にもありますが、この組織以外が赤十字マークを旗などのデザインに勝手に使用することは法律上禁止されているそうですので、ご注意ください。

『腹・フラッグどっとこむ』では、上記のような安全旗や労働衛生旗などのオリジナル名入れ製作も快く承っておりますので、お気軽にご相談いただければと思います。

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