旗当番の意味とモチベーションの上げ方について考えてみた
私の子供の頃にも旗当番はありましたよ。もう30年近く前ですけどね(笑)
私の家は共働きで母も毎日忙しくしていましたから、旗当番が回ってくるとさらにその忙しさに拍車がかかり、ぶつぶつ言いながらも私よりも早く家を出ていっていたのを今でも覚えています。
そんな「旗当番」をインターネットでと検索すると、やりたくない、憂鬱、本当に必要なのか?義務なの?拒否する方法は?などといったネガティブな話題がやたらに目につきます。
それぞれの家庭で様々な事情があるでしょうから仕方のないことなのかもしれませんが、今回はそんな旗当番の意味や、やらなきゃいけないのだとしたらどうしたらモチベーションが上がるのか、その辺について考えてみたいと思います。
旗当番の意味とは
旗当番とは小学生の登校を、交通量の多い交差点や道に出て、事故や事件から守る地域活動のひとつで、基本的には小学生の子供を持つ親が当番制で行っており、その際は黄色い交通手旗を持つことからこの名がついたのだと思います。
小学生くらいの子供というのは、元気でやたら行動力があるわりにはテンションが上がると周りが見えなってしまう場合があり、はしゃいでいて突然車道に飛び出してしまったりすることもあります。
もちろん、それは交通事故に繋がる危険性があるわけで、旗当番となった大人はそんな小学生たちの行動を見守り安全に登校することを促すという大事な意味があるのです。
そのため中には、旗当番の際は走りやすいスニーカーを履かないといけないといったルールがある地域もあるそうです。
旗当番が嫌な理由
そんな子供たちを守る大事な旗当番ですが、しかし当番が回ってくるのが嫌だという人は多くいます。その理由としましては、
- 共働きで朝から仕事があるのだが、旗当番が回ってくると遅刻しなければならなくなる
- 目を離すことが出来ない乳幼児がいて預ける人もいない
- お腹に子供がいて身体に自由がきかない
- 雨天、猛暑、寒風など、天候によってはきつい
- 面倒臭い
などが主に挙げられます。
乳幼児がいる家庭では旗当番を免除してもらえるところもあるそうですがその一方で、そんなものはお構いなしに、半ば強制的に旗当番に参加させられてしまう地域もあるそうです。
そういったところですとベビーカーを押していたり、乳幼児を背負っていたり、また手を握ったまま参加していたりするそうなのですが、それだと何かあった場合に全くと言っていいほど対処できず、本来の目的とはかけ離れてしまいますので、地域役員でしっかりと話し合いの場を持つべきだと私は思います。
旗当番へのモチベーションの上げ方
本音を言ってしまえば旗当番をやりたくない理由は最後の「面倒臭い」ではないかと思います。しかし、だからと言ってやらないわけにはいかないわけで、だったら考え方自体を変えてしまうのが一番手っ取り早いのではないでしょうか。
つまり、旗当番=楽しい、という感覚を感じられれば良いわけです。
旗当番をしている時に一番よく目にするものと言えば子供たちですが、そんな子供たちと積極的に触れ合い、興味を持つことで意識は変わってくるのではないでしょうか。
それこそ自分の子供と同じように。
子供たちの中にもすでに人間関係というものは存在しますので、そういったところを観察してみるのも良いでしょうし、恋愛的な部分を覗き見てみるの面白いかもしれません。
もちろん、踏み込み過ぎてしまうとそれはそれでトラブルに発展する可能性もありますので、限度は大切ですけれど。
というわけで今回は旗当番について考えてみましたがいかがでしたでしょうか。
ただ私がネット上の書き込みを見て思ったのは、旗当番を嫌がる人が本当に大勢いるということです。
こんなに多いのだったらいっそ、子供たちだけで登校させるのは止めて、それぞれの親がそれぞれで、責任を持って子供を学校まで送り届ければ良いのではないかとまで考えてしまいましたがいかがでしょうか(苦笑)
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