知られざる都道府県旗の秘密:北信越地方(ほくしんえつ)編
私は生まれが、そちらではないということもありますが、まず第一に子供の頃は社会の授業があまり好きではなかったこともあって詳しくは知らなかったのですが、北陸地方というと新潟県・富山県・石川県・福井県の4県を指すのだそうです。
また、信越地方という言葉がありますが、これは長野県と新潟県を指します。
つまり、お米の産地としても名高い新潟県は北陸地方でもあり、信越地方に属しているんです!
しかも新潟県は県内だけで上越地方・下越地方・中越地方・佐渡地方の4つの地方名がついていて、なんだかやけに特別感があるんですよね!
って、だからなんだって話ですけれど(笑)
さて、そんな新潟県が何故か目立つ、北陸+信越=北信越地方ですが、今回はその各県の県旗についてご紹介してみたいと思います。
富山県旗
富山県旗のデザインは白地に緑のロゴを中央に配置した比較的シンプルなデザインです。
ロゴは飛騨山脈北部、立山連峰の主峰を図案化したもので、これは一般公募された中から採用されたデザインなのだそうです。良く見るとロゴの中央が平仮名の「と」になっているんですよね。
私は思わず「おぉっ、なるほど!」と、ひとり呟いてしまいました(笑)
ちなみに、日本においてお米の産地と言えばやはり新潟が有名ですが、この富山県は耕作地における水田率はなんと全国1位で、95.9%にものぼるのだそうです。
石川県旗
北陸新幹線の開通で兼六園のある金沢も都心から行きやすくなったことから、メディアにも取り上げられることの多くなった石川県ですが、実は石川県は驚いたことに県章(県を象徴する紋章)を制定していないそうです。
そのため、県旗に書かれたロゴは県章というわけではないそうです。これは「石川」の漢字を能登半島に似せて図案化したもので、青色は日本海と豊かな緑・清い水・澄んだ空気恵まれた県土を表しているとのことです。
福井県旗
福井県の県旗は一応1952年に制定されたとなっていますが、これは中央に描かれている県章のことを指しているのかもしれなくて、その辺りは私にはちょっとわかりません(笑)
県章のデザインは、フクイのそれぞれのカタカナを組み合わせて図案化したものだそうですけど、こういうのを綺麗に考えられるのってすごいと思うんですよ。
私じゃあ、絶対に無理そうですし(笑)
このデザインの公式説明は「双葉の間から若葉が出る姿に似ており、県の発展の願いが込められている」のだそうで、確かにそういう風にも見えますし、すっきりしていて私は結構好きですね。
長野県旗
北信越地方の中では個人的に私が唯一行ったことあるのがこの長野県です。
10年以上前になりますが『いま、会いにゆきます』という邦画があったのをご存知の方いらっしゃいますでしょうか?
この映画のロケ地が長野と山梨だという話を聞いた当時の私は、ドライブで行ってみたんですよね。
初夏で天気も良かったこともあり、とても楽しかったのを覚えています。
と、またどうでもいい話をしてしまいました(笑)
長野県旗は1966年に一般公募で募集したデザインの中から選ばれたデザインだそうです。
円形の中にカタカナの「ナ」を書いたシンプルなデザインで、これは鳥の飛ぶ姿を表してもいます。
さらにこれは、山が湖の水面に映る様子も表しているのだそうです。
新潟県旗
新潟県の県旗は「新」の文字を崩した両側にカタカナの「ガ」と「タ」をそれぞれ半円状に図案化したもので、これは新潟県章とも制定されています。
県章が円形になっている意味は、融和と希望それに県の円滑な発展を表しているのだそうです。
ということで今回は、北信越地方のそれぞれの県章について紹介させて頂きました。
自分の地元の県旗の意味を知ると、余計に愛着が湧いてきたりしますよね。
また、『旗』と付くものだったらなんでも『旗・フラッグどっとこむ』では、お客様のイメージ通りにハイクオリティにオーダー作成することが可能となっておりますので、お気軽にご相談頂ければと思います。