サッカーの試合前に交換されるペナントについて考えてみた
2018/10/12
この記事を書いている2016年の6月28日現在、UEFA欧州選手権大会2016の真っ只中であり、ヨーロッパサッカーファンは連日眠れない日々が続いているかと思います。
そして、かくいう私もまたそんなサッカーファンのひとりであり、毎朝タウリン3000mg配合の栄養ドリンクを飲んで頑張っています(笑)
が、まぁそんな私の寝不足話はどうでもいいとして、サッカーの試合を見ていて昔からひとつ気になっていたことがあります。
それは試合開始前に互いのチームのキャプテン同士が交換しているペナント。
なぜ、ペナントを交換するようになったのか、それにはどんな理由があったのでしょう?
丁度良いタイミングでもありますので、そんなサッカーに使用されるペナントについてちょっと調査してみました。
暇つぶしにでもお読みいただければ幸いです。宜しくお願い致します。
そもそもペナントとは
まずその前に、ペナントって結局なんなんでしょう?
ということなんですが、ペナントとは簡単に言えば旗の別名ということになります。
形状としましては、二等辺三角形や細長い長方形、燕尾型なんかもあるそうですが、サッカーで使用されるタイプは主に五角形で、ちょうど野球のホームベースのような形状をしています。
中世ヨーロッパなどで、下級ナイトが槍につけていた長い三角旗のことをぺノン(penon)といい、また軍艦が識別などのために掲げる同じく長い三角旗のことをペンダント(pendant)と言いますが、ペナントはそのふたつを合わせた合成語なのだそうです。
ペナントのデザイン
次にペナントのデザインですが、私が調査した結果で言えば、こうでなければならない、という決まりは特にありません。
サッカーの試合などで利用されるものに関して言えば、基本的にはホームベース型の中央にエンブレムが描かれ、その上か下にチーム名、また大会が行われた年や国の代表チームの場合には国旗なども描かれることがあるようです。
優勝旗や校旗などでよく見かけることが出来る、旗の周囲をぐるりと囲むように取り付けられている金や銀の紐状のものをフレンジと言いますが、サッカーで使用されるペナントにも付けられていることが多いようです。
基本的にはペナントの下部にあたる部分のようですが、中には左右にも付けられているタイプも存在します。
また、ペナントの上端は棒袋状になっていることが多く、そこに塩ビパイプなどを通した上に、紐を通して壁に掛けて飾るのが一般的です。
サッカーの試合におけるペナント交換
さて、それではサッカーの試合時に交換されるペナントですが、これはフェアプレイいこうという意気込みと、互いの健闘を称え合う意味があります。
また、試合によっては選手ひとりひとりが小さなペナントを持って、全員で相手チームのものと交換する場合もあるそうです。
日本の代表チームにおいては、交換したペナントのいくつかは日本サッカーミュージアムに展示されているそうなので、私も機会があれば是非一度、見学に行ってみたいなと思っています。
弊社でも、サッカー用のペナントの作成を承っておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。