日本の象徴、日の丸国旗の意味や由来について
よく漫画などに出てくる日の丸弁当ですが、実際にあれを持ってきた、もしくは食べている人を見たことは私はありませんし、もちろん私の弁当がそれだった経験もありません。
まあ、現代においては日の丸弁当なんて冗談みたいなものだと私は認識しています。しかしもし、学生時代の時に作ってもらった弁当を開けてみて、その状態だったら、私は確実に泣きます(笑)
それはさておき、そんな冗談みたいな弁当の名前の由来にもなってしまうほど単純なデザインの日の丸国旗は、そもそもどうしてそんなデザインなのでしょうか?
今回はそんな日の丸国旗にスポットを当て、その意味や由来について少し調べてみたのでご紹介致します。
日の丸国旗の正式は名称は
一般的に「日の丸国旗」と言って、この日本国内で通じないことはあまりないかと思いますが、一方で「日章旗」というと――
このようなデザインの旗を思い浮かべる方は中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
現に私がそうでしたし(苦笑)
しかし、日本国憲法の法律上では「日章旗」と言えば上の日の丸国旗のことを指しますので、これは日本国民としてきちんと覚えておいたほうが良いでしょう。
と、自分に言い聞かせてみたりもしています(笑)
ちなみにこの放射状に赤い帯があるデザインの旗は正確には「旭日旗(きょくじつき)」と言います。
これについても私は今回調べてみるまで勘違いしていたのですが、この旭日旗は大日本帝国時代の国旗ではなく、大日本帝国時代の軍旗なんだそうで、その頃も国旗はやはり上の日章旗だったのだそうです。
日章旗のデザイン
日章旗はものすごく単純なデザインですが、白地に赤丸をただ書けば良いというものではなく、きちんとしたデザイン上の決まりがあります。
まず、旗自体の縦横比は、縦2に対し横は3の比率が正しいものとなります。
また、日の丸の真円は旗の中央に描き、サイズは縦の5分の3です。
そして色は背景は白色、日章は紅色という指定もあります。
日章旗の由来
皇室の祖とされる神、つまり皇祖神(こうそしん)は天照大神(アマテラスオオミカミ)とされていることからもわかるように、日本人は古来より太陽を信仰する民族です。
そのため日章旗もやはり、赤丸は太陽を意味していることは確かなのです。しかし、これがいつ頃から用いられていたのかは諸説あり、定かではありません。
そんな日章旗が国旗として定められたのは幕末、日米和親条約が調印された安政元年(1874年)ことです。
外国船が多く出入りするようになったことから、それらと区別するための船舶旗として布告されました。
以降、慣習的に日章旗が国旗かのように扱われてきていたのですが、しかし法的に定められていたわけではないことから、平成11年の8月13日に公式にこれが国旗であると定められたのです。
超個人的な余談
私は現在、2匹の猫を飼っていますがこのうちの1匹は雌で名前は『スセリ』と名付け、基本的には『セリちゃん』と呼んでいます。
この名前は日本神話に登場する女神スセリビメ(須世理姫)から拝借したものですが、このスセリビメはスサノオノミコトの娘であり、スサノオノミコトは上で書いたアマテラスオオミカミの弟にあたります。
つまりスセリビメは、アマテラスオオミカミの姪にあたり、さらにはこの日本を作ったとされる創造神、イザナギとイザナミの孫にあたるのです。
どうです?うちの猫、すごいでしょう!?
アマテラスオオミカミの話が出たので、思わずちょっと自慢したくなってしまいました、すみません(笑)
そんな私の個人的な話はともかく『旗・フラッグどっとこむ』では、この日章旗をはじめとする世界各国の国旗の既製品販売もしております上に、オリジナル国旗の特注作成も格安価格で承っております。
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