国際連合を、その象徴となる旗と共に出来るだけ簡単に紹介してみる
よくニュースなどで『国際連合』『国連』『安保理』『常任理事国』なんて言葉を耳にしたりしますが、それらの言葉を意味を正確に知っている方ってどのくらいいるのでしょうか?
ちなみに私は、学生の頃の社会科の授業は、担当教師があまり好きになれなかったという理由から、苦手科目のひとつでしたので、大人になった現在でもお恥ずかしながらあまりその辺は詳しくないのです。。
ただ、いい歳をした大人が、その辺りのことを全くと言っていいほど知らないのは、少し格好悪いのではないかと思いまして、今回はそんな、国際連合とはいったい何なのか、何をしている機関なのか、旗はどういうデザインなのか、などを私なりに調べてみたいのでご紹介いたします。
大雑把に言うと国際連合とは
ざっくり言ってしまえば国際連合とは、世界を平和にしようよ!それぞれ国同士でも仲良くしようよ!問題が起きたらみんなで協力しあって解決しようよ!みたいな機関です(笑)
略称は『国連』または英語のUnited Nationsから『UN』と表記されたりもします。
いつ設立されたのか
国際連合が設立されたのは太平洋戦争が終結した1945年の10月24日です。
それまでも似たような機関で世界連盟というものがありましたが、結果的に第二次世界大戦を防ぐことが出来なかったことから、言ってしまえば世界連合はそのパワーアップバージョンということになるでしょうか。
設立当初はアメリカ・イギリス・ソ連・中国などの、太平洋戦争においては大日本帝国の敵国であった連合国を中心に51カ国が加盟していましたが、2017年現在ではその数は193カ国にもなります。
安保理とは
『安保理』というのは『国際連合安全保障理事会』の略語です。
これは国際連合の主要機関のひとつ、というよりも最も大きな力を持っている機関とも言え、世界の平和や安全を維持するにあたり、必要となれば国際連合に加盟している国を拘束する権限を持っており、重大な責任のある機関です。
これもよくニュースなどで耳にしますが、この安保理は常任理事国(5カ国)と、非常任理事国(10カ国)の合わせて15カ国からなります。
常任理事国は、アメリカ・イギリス・フランス・ロシア・中国。
一方、非常任理事国の任期は2年で変わっていきますが、日本はこれまで11回当選し、非常任理事国を務めています。
国際連合の主要機関はこの他、総会、経済社会理事会、信託統治理事会、国際司法裁判所、事務局があります。
国際連合平和維持活動とは
国際連合の活動内容として最も有名なものはやはり、この平和維持活動ではないかと思います。
これは英語だとUnited Nations Peacekeeping Operationsと表記され、日本ではその後半の頭文字を取って『PKO』と呼ばれます。
私は今回、こうして調べるまで勘違いをしていたのですが、国連には国際連合平和維持軍という各国軍部隊があり、これをPKOと呼ぶのだとばかり思っていました。
しかし、PKOとは前述の通りであり、国際連合平和維持軍はUnited Nations Peacekeeping Force、その頭文字を取って『PKF』と呼ぶそうです。
また、PKFは各国軍部隊であり、国際連合直轄の軍隊ではありません。
この辺はなんだか最も難しく複雑な問題があるそうで、そこまで調べ上げて紹介するのは色々な面でとても大変そうですので、今回はやめておきます(苦笑)
ただ、世界の様々な紛争地域に派遣し、当事者に向けて間接的かつ平和的解決を促すことを目的としていることは確かです。
国際連合の旗
国際連合の旗は北極を中心に南緯60℃までの世界地図が中心に描かれ、その両側は平和の象徴であるオリーブの葉で囲まれたデザインとなっております。
しかし、この現代においても紛争が絶えずニュースでもよく取り上げられる中東にも、じつはオリーブの木はよくなっています。
そんなオリーブが平和の象徴というのは、なんとも皮肉は話ですよね。
というわけで今回は、なんだか難しいイメージのある国際連合について、出来るだけ簡単に紹介してみましたがいかがでしたでしょうか。
また、国際連合の旗というのは、それほど多く目にすることも無ければ一般市民である私たちの生活の中ではほとんど使用することもありませんが、それとは別に『旗・フラッグどっとこむ』では、オリジナルの様々な旗のオーダー作成することが可能です。
ものすごく強引に話を繋げた感がありますが、もし興味がありましたらそちらも合わせてご覧頂ければ幸いです(笑)
よろしくお願いいたします!