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大相撲で見かける懸賞旗ってなんだろう?

2017/10/27

懸賞旗って……

全くの個人的な話ですが最近、なんだから大相撲の話題をよくテレビなどで見かけるようになった気がするのですが、相撲の人気って近年は高くなってきているのでしょうか?

それとも単純な話、年齢と共に私の観るテレビ番組が変わってきただけなのかもしれません。

昔はほとんど観なかった普通のニュース番組を最近ではよく観ていたりしますし(笑)

まあ、私の好きなテレビ番組の話はともかく、大相撲の大会などでよく懸賞旗を見かけることがありますが、あれって一体何なんでしょうね?

ちょっと今回はそんな懸賞旗について、調べてみましたのでご紹介してみたいと思います。

そもそも懸賞旗とは

懸賞旗画像引用:Amazon

懸賞旗って言葉すら知らないんだけどそれ何?

と、お思いの方もいらっしゃるかもしれませんので簡単に説明致しますと、懸賞旗とは大相撲の取組前に土俵上で掲げられる旗のことで、懸賞幕とも呼ばれています。

大相撲の幕内取組は、希望の取組に懸賞を掛けることができますが、懸賞を掛けますと取組表に社名などの提供者名が印刷されたり、取組前に場内アナウンスで読み上げられたり、また懸賞旗を作成することで、来場されているお客さんなどに視覚的にもアピールすることができます。

つまり早い話が、懸賞金を掛けることで、その取組前に宣伝広告を出すことが出来るのです。

懸賞旗を出すには条件がある

相撲2

基本的には誰でも懸賞旗を出すことが出来るそうですが、しかしそれでも条件がいくつかあります。

まずは懸賞金の入金。締切期日までに懸賞金を入金する必要があります

また、届出内容に虚偽があった場合や、暴力団関係者の場合、刑事犯として検挙、逮捕、有罪判決が過去にある場合、さらに政治団体宗教法人消費者金融性風俗関連などの広告としても懸賞旗を出すことはできないそうです。

詳しい条件は日本相撲協会のホームページに記載されていますが、これを読む限り、ごくごく一般的な企業でしたら大丈夫かと思います。

懸賞旗の製作に関するルール

相撲

では次に、懸賞旗をオリジナル製作する場合のルールですが、まず形状は縦長の長方形で、サイズは横70センチ縦120センチと決まっています。

また、左右と下辺に2センチのモールを取り付け、フレンジは下辺のみだそうです。

懸賞旗自体のデザインは単色でもフルカラーでも大丈夫ですが、登記上の社名は必ず入れなければならない決まりがあります。

さらに席取名その他個人を特定できるデザインはNG、政治的なメッセージ等もNGだそうです。

この懸賞旗のデザインルールも日本相撲協会のホームページに記載されていますし、旗を本制作する前に一度、デザイン段階で日本相撲協会の懸賞担当に確認してもらう必要もあります。

作ってからダメだと言われると、お金も勿体無いですからね。

懸賞金の金額

懸賞金

上記したとおり、一般的な企業でしたら誰でも懸賞金を掛けることが出来ますが、その金額は決まっており、1本62,000円で、1日1本を1場所(15日間)続けるのが最低条件だそうです。

つまり62,000円×15日間で、930000円(税込)となります。

もちろん、これより多くすることも出来ますが、1取組の上限は5本までです。

また、注目度の高い取組はそれだけ懸賞旗を出したい人も多くなりますので削減される場合もあるそうです。

ということで今回は、大相撲観戦の面白い見どころのひとつ、懸賞旗についてご紹介してみましたがいかがでしたでしょうか。

『旗・フラッグどっとこむ』ではもちろん、懸賞旗のオリジナル製作も承っており、注目度の高い精巧で素敵な一枚をお仕上げ致しますので、お気軽にご相談頂ければと思います。

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