ボーイスカウトって楽しそうだけど具体的に何するの?
私は全くボーイスカウトの経験はありませんが、子供の頃、同級生の友人も何人か入っていて、キャンプをした話などを聞いて面白そうだなと思ったことがありました。あの独特の制服にも少し憧れていた記憶があります。
が、大人になってからよくよく考えてみると、ボーイスカウトって具体的にはどういった団体で、どういった活動をしているのかを知らないことに気付きました。お恥ずかしながら(苦笑)
というわけで今回は、ボーイスカウトについてのお話です。
ボーイスカウトとは
まずはじめに、ざっくりとボーイスカウトって何だろう?ということですが、これは健全な青少年の育成を目指すための世界的な社会教育運動だそうです。
上でも書いたように、参加することでキャンプを始めとする様々な野外活動を通して、子供の純粋は好奇心や探究心に応えつつ、心身共に健やかで強い人格形成を促すことが出来るのです。
ボーイスカウトは年齢によって部門が別れる
ひと言に「ボーイスカウト」と言っても実は年齢別に、その呼び名が少しずつ変わるそうです。
- 小学1年生~小学2年生は「ビーバースカウト」
- 小学3年生~小学5年生は「カブスカウト」
- 小学6年生~中学3年生は「ボーイスカウト」
- 中学3年生9月~高校3年生は「ベンチャースカウト」
- 18歳9月~25歳は「ローバースカウト」
と別れているそうです。
ボーイスカウトの経験が一切ない私も今回調べてみて、これだけ分けられていることをはじめて知りましたが、確かに成長期真っ只中の子どもたちですから、このようにある程度分けておくほうが何かと良いのでしょう。
ただ、どの年齢においても途中からの参加は可能だそうです。
極端に言えば思い立ったその日からでも、入ろうと思えば入れるそうですのでご安心下さい。
ボーイスカウトは宗教団体ではない
学校の制服などとはちょっと違う、独特のお揃いの制服を着たりするためか、時々、宗教団体か何かかと勘違いする方もいっしゃるようですがそれは間違いです。
本人やその家族がどんな宗教に入っていようと入団は可能ですし、それを否定したり、また宗教的な教えをする団体ではないということは覚えておいたほうが良いでしょう。
具体的に何をやるのか
上のほうでも書きましたが基本的には野外活動が中心です。
低学年の場合は工作やゲームをしたり、歌を歌ったりハイキングなどがメインになり、高学年になるとロープの結び方や手旗信号、救急法、料理などを学んだり、夏休みには長期キャンプをしたりもします。
また、同時に地域の奉仕活動や募金活動も積極的に行うそうです。
学校がお休みの土曜の午後や日曜を中心に月2回~3回程度活動します。
ボーイスカウトの規模
ボーイスカウト日本連盟には、約13万人が登録されており、全世界では162カ国、3,600万人もの人がいると言われています。
また、宇宙飛行士の野口聡一さんや、マイクロソフト社の創業者のひとりビル・ゲイツ、映画監督のスティーブン・スピルバーグ、ザ・ビートルズのポールマッカートニーなどといった著名人、有名人もボーイスカウト出身なんだそうです。
しかし昨今では、少子化に加えて部活動や塾、またその他の習い事に子どもたちも忙しく、ボーイスカウトの加盟数は年々減ってきているのだとか。
インターネットなどの普及でどんな情報も簡単に手に入ってしまう現代だからこそ、あえて身をもって体験しつつ学び成長していく、ボーイスカウトのような活動が大切なのではないかと私は思うのですが。
ということで今回は、ボーイスカウトについてのお話でした。
ボーイスカウトでもやはりオリジナルデザインによる旗の制作は行われますが『旗・フラッグどっとこむ』ではそういった目的での作成も格安で承っております。
もし製作をお考えの場合には是非一度、お気軽にご相談頂ければと思います。