結婚披露宴などで利用されるオリジナル大漁旗におすすめの生地と製法
2016/06/28
そもそも大漁旗とはその名の通り、漁に出る船に掲げて大漁を願う願掛けとしてや、漁の成果が良かったことを浜辺で待つ仲間や家族に知らせるため、また単純に広い海上で自分の位置を他の船に知らせるためなどに使用されていたものです。
そのため、縁起が良いとされる「朝日」や「鯛」、「富士山」や「宝船」などといったモチーフを使って、派手で目立つデザインで作成されています。
そして現代では、そんな大漁旗自体が縁起の良いアイテムのひとつとして、結婚のお祝い友人から贈られたり、結婚披露宴の装飾アイテムとしても利用されることが多くなりました。
そこで今回は、、、
結婚披露宴などで利用される大漁旗を、もしオリジナルデザインで特注製作するならば
というテーマでおすすめの生地素材や製法をご紹介してみたいと思います。
薄手で発色の良いテトロンポンジ
テトロンポンジはオリジナル大漁旗をはじめ、さまざまな旗の素材として利用される薄手で軽量なポリエステル素材です。
基本的にはインクジェットと呼ばれる生地に直接インクを吹きかけてプリントする印刷方法で作成されますので、版などを作る必要がなく、ビビットな色合いも綺麗に表現が出来るほか、グラデーションなどを使用したフルカラーも対応可能です。
テトロンポンジを大漁旗の素材に使用した際のデメリットとしては、耐久性がそれほど高くないことが挙げられますが、会場が屋内の場合で、尚且つ1度きりしか使用しないのでしたら、それも特に問題はないかと思います。
やや厚手のポリエステル帆布
『帆布』という言葉がつくだけあって、これは帆船の帆にも利用されることがある厚手で丈夫なポリエステル素材です。
製法は上記と同じインクジェットプリントを利用されることがほとんどになります。
テトロンポンジと比較しますと耐久性にはとても優れておりますので、屋外で行う結婚パーティなどにも利用できますし、もちろん元々の用途である漁船に設置して海上で掲げることも可能です。
高級感を持たせられる天竺木綿
上記ふたつのポリエステル素材と違い、のれんなどにもよく利用される天然のコットンの天竺木綿はナチュラルな風合いをオリジナル大漁旗に出すことが可能です。
高級感のある仕上がりとなりますので、贈り物などとして作成するのでしたらおすすめです。
製法としましては反応染めなどが使用されますが、これは色数分だけ版を作る必要があるため、カラフルな大漁旗の場合にはインクジェットが使用されることもあります。
オリジナル大漁旗の製法
上の生地素材のところでも書きましたが、基本的に大漁旗は色数が多いデザインが多いため、版の必要がないインクジェットなどでプリント印刷される場合がほとんどです。
もちろん、製法にまで拘りたいのであれば反応染めや顔料染めなどでオーダーすることも可能ですし、中でも顔料染めは耐光性にも優れているため、屋外で長期間掲げたい場合などには最適かと思います。
が、顔料染めや反応染めは基本的に綿素材のみの製法となりますので、その点もご注意いただければと思います。
ということで、オリジナル大漁旗のオーダー製作はこちらから承っております。
デザインから納品形態まで、担当スタッフが親身になって対応いたしますので、お気軽にご利用下さい。