連続旗と万国旗の形
連続旗には、幾つかの呼称があり、時にそれはガーランドや三角旗とも呼ばれます。ミニフラッグなどと呼ばれる事もあります。主な目的が装飾であったり、販促宣伝であったりと、アピールなどのある種『目立つ』と言う価値観が必要となってきます。その為、まずは形から変化を与え、情報に多様性を持たせています。一方、万国旗は形に変化が見られません。
所謂、2:3の旗やフラッグの形です。それは最もな話しで、あくまでも国旗を一連にして連ねている装飾物なので、無闇矢鱈に形を変えては失礼に当たります。その為、万国旗であっても、ネパールの様に特殊な形状をしている物は、それに準じた形状を模しておりますが、連続旗の様に遊び心ある形で制作されている事はございません。
今後もし、万国旗をオリジナル作成する際は連続旗の様に、より装飾感を打ち出したいなと考えて形状に変化を与える事はお控えになった方が賢明かと思います。遊び心を打ち出したのであれば、それ以外の旗やフラッグで製作することをお勧め致します。
連続旗と万国旗の用途
実際問題、特注で制作された連続旗も万国旗も同じ様な状況で活用されます。
しかし、必ずしも連続旗が使われる場面に万国旗があるかと言えば、そんな事はありません。
これは住み分けと言う訳ではなく、用途の多様性において万国旗は連続旗には及ばない事を意味しております。
その為、必然的にオリジナル作成を行う際は、万国旗ではなく連続旗が選ばれ、印刷やプリントが施されております。
ただし、もちろん双方の旗やフラッグを一緒に活用する場面と言う物もございます。それは運動会や文化祭、国際色の強いパーティなどのイベントになります。こうしたシーンにおいては、万国旗も連続旗も一緒に掲揚されております。
さらに言えば、こう言うイベントシーンでは連続旗と万国旗を交互に張り渡している事が多いのも特徴です。