トリコット革命
一般的な社旗を作成する生地には、エクスランがオススメです。しかし、より耐久性をお求めのお客様には、別途オススメの生地がございます。それがピックアップしてご紹介致します、トリコットになります。
トリコットってどんな生地なのか?
トリコットは、繊維の名前ではなく、編み方の名前であり、トリコット機で編まれた経編み生地の事をそう呼びます。その編み方はニット調で組織として遊びを十分に持っている為、縦横の伸縮に強く風抜けも良く仕上がっており、その結果、社旗としての耐久性を引き上げる要因となっております。
一般的な社旗を制作する上でオススメの生地であるエクスランは、薄手である為、風を上手くなびかせますが、トリコットに関しては、厚手であっても風抜けの良さから、旗として優雅に風を纏います。
テトロンツイルとの関係性は?
耐久性と言う事であれば、当社ではテトロンツイルもございます。こちらはエクスランに比べ、生地も厚手であり、旗の様な布製の掲揚物を作成する上で、様々な物に使われていますが、ある程度の重さも有している為、その点で掲揚する場面は限られておりました。
一方で、トリコットに至っては、生地こそ厚手ではありますが、重量感はほどほどに風の抵抗も編み方の関係で上手く抜ける仕様となっておりますので、相乗効果となって耐久性が高くなり、掲揚する場面はテトロンツイルほど難しくなく、強さを求めるシーンでは全般的にご活用頂けます。
トリコットを活用するのにオススメのシーンは?
トリコットで制作された社旗は、例えば、標高の高い山の上に置かれた観測所の目印として、あるいは、海沿いに立地した会社のシンボルとして、さらには河にかかる鉄橋の整備を請け負う企業様が工事期間中に掲げる旗として、お使い頂く際に最適な生地となっております。
これら全てに共通した事として、強い風が吹き付ける可能性がある現場であり、エクスランでは、風を受け過ぎて生地が傷む可能性がある場所。テトロンツイルでは、機動性に問題が生じてしまう可能性の場所において、社旗の設置が必要となった場合、トリコットの出番となります。
トリコットで社旗を製作する場合は?
トリコットを用いての社旗作成は、通常のお見積りのルートでお申し込み頂けます。
また、お客様が設置予定の環境をご相談頂いた際に、最良の生地として、トリコットをオススメする場合もございます。