手旗信号と鉄道
手旗信号と呼ばれるものがあります。例えば海上自衛隊が、例えば交通整理にと使用されます。もちろん、現代的な通信方法ではないので、毎回使われるかと言えば、そんな事はありませんが…。そんな簡易的な通信方法は、鉄道を誘導する場面でも使用されます。こちらでは、どういった物が、どのように使用されるのか?とテーマにご紹介させて頂きます。
鉄道で用いられる手旗
鉄道で用いられる手旗には、3色の色があります。赤や緑は、一般的な信号機との誤りを防ぐ為か、同じような使われ方をしています。これであれば、いきなりそれを見る状況になっても、慌てる事はないと言えます。
また鉄道には無地の白の手旗も利用され、こちらは特別に強い意味がある訳ではなく、主に、合図を行う際に利用されております。
鉄道の運行上、合図を人間が行う事は多く、大事なフラッグになります。ちなみに鉄道では、旗はフライキと呼ばれるそうです。
鉄道手旗のルール
鉄道手旗のルールは、前述した通り、一般的な信号機と同じです。青は行ってもよし。赤は止まれです。これは鉄道信号でも同じです。もちろん、通常は信号機を利用しますが、これが故障した場合、人為的に旗を振って、指示を出すようです。
では、白の手旗は何に使うのか?と言う事ですが、白は、イレギュラーな事情がある時に用いられるようです。臨時編成の列車が入線する時などに使用される様で、これは時に黄色の旗になる場合もあるようです。
これらの赤緑白、もしくは黄色は、あくまでも運転手への知らせを打つもので、一般人への指示ではありません。なお、旗の振り方で、指示の内容を変える様ですが、これに関して言えば、通常の手旗を振り方は変わりますが、用途は変わりないと言えます。
ただ、交通整理などで見る手旗信号よりもずっと複雑な物で、ご興味が有る方は、一度お調べ頂ければより一層お楽しみ頂けるかと思います。私的に面白いなと感じたのは、赤と緑の旗の付け根を頭の上でぶつけあって、合図を送る物が面白いと感じます。さすがに、そのような物は、交通整理では見ません。ちなみに意味は、連結しろだそうです。