優勝旗にイメージされる色
例えば、優勝旗をオリジナル製作する際、決まってこの色だと言われる定番のカラーがあります。それは深紅と呼ばれる深い赤で、夏の全国高校野球大会の優勝校に渡される物であり、また多くの大会で、優勝が決まった勝者に贈られる旗の色も、同じ深紅カラーとなっています。
圧倒的に深紅のイメージが強い優勝旗
日本人は野球が好きで、しかも、高校野球が大好きであると言う事が、こうした優勝旗の定着した色からも想像できます。もし仮に、高校野球の優勝チームが手にするフラッグの色が全く違う色なら、固定される色のイメージも変化しているかもしれません。
どういった経路でこうした優勝旗の色が固定されたのかは難しい所ですが、夏の高校野球の開催年数を考えると、ずいぶんと長く認識されていると言えます。確かに、想像する時に現れるビクトリーフラッグは、黒でも白でも、緑でもピンクでもなく、深紅です。
何故か地味な紫紺の優勝旗
日本人は野球が好きであり、高校野球の優勝チームに贈られる深紅の大優勝旗ですが、実は、同じ高校野球でも、春はまったく別の色が用意されております。それは、見たことがあると思われるお客様も多いと思います。
それでも記憶の中では、優勝旗といえば、深紅であり、紺ではないと言う事が言えます。
この紫紺の優勝旗は、選抜、つまりは春に行われる大会で、最後まで勝ち抜いた勝者を称える為に、渡されるものです。 ちなみに春の選抜で惜しくも、準優勝であった学校にも、なんと驚きの深紅の優勝旗が渡されます。
春夏、優勝旗の色は同じく赤というか、深紅にして、準優勝のチームには紫紺の物を用意すればいいのにと若干疑問が残します。